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神奈川 高校レポ
2021.10.20

最後まで第一志望に向かい頑張る、その結果は 桐光学園高校(川崎市麻生区)

文武の活躍で定評のある桐光学園高校。今春の大学合格実績は京都大学1人、旧帝大17人を含む国公立大107人、医学部医学科29人、早慶上智172人など。この結果は共通テスト元年にあたり記述式問題、英語資格試験の採用開始、さらに新型コロナウイルス感染拡大など、多くの逆風があった中で例年を大きく上回った堂々たる実績だ。
昨年度3学年の主任を務めた板場敦先生は「年度ごとの変化については意識していません。あくまでも目の前にいる生徒が、いかに第一志望の大学に行けるかという点を常に意識していました」と話す。
昨年度の特徴としては女子の国公立大合格が増大し、実績を牽引したことを紹介してくれた。各担任が中心となって、お互いに励まし合い、国立の二次まで挑み続けたことが国公立大合格増につながったのだそう。
学年全体で入試に挑む雰囲気の醸成には、入学時からの長い準備期間があった。まず記述式問題には、入学間もないころから授業以外でも、努めて文章を書くよう指導。共通テストで数Ⅰと国語に記述式が導入されると決定してからは、教科として記述力アップに取り組んだ。コロナ禍で休校期間はあったが、生徒との関係性を切らさないよう常に配慮した。些細なことでも連絡を取り合った結果、学習に関する質問や、進路相談もメールなどを通じて行われることが増えた。結果としてICT使用が加速、これが国立二次直前まで行われた添削指導にもつながっていく。
独自の『講習制度』では年間約600講座開講、休校期間明けも直後に開講し、3年生は優先で受講できるようにもした。
このような取り組みと学園全体を上げてのバックアップ体制が、最後まで頑張るという雰囲気を作り上げたそうだ。
板場先生から中学生へアドバイス。「これは高校3年生にも常に話していることですが、受験は、最後まで第一志望にこだわってください。壁を乗り越えようとすることに意味があります。結果がどうこうではなく、必ず人間的に成長します。どうか最後まで第一志望に向けて、前向きに頑張ってください」と話してくれた。

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