藤沢西高校で最初に目に飛び込んでくるのは真新しい校舎だ。数年前から順次建て替えを始めた校舎は、大きな窓から自然光が入り、廊下も広々とした設計。教室はもちろん、自習室もきれいに整備され、放課後は思い思いに勉強する生徒の姿が見られる。
広々とした視聴覚室は各種AV機器を揃えた大学並みの施設。学校説明会や外部講師を招いての講演会などがここで開催される。
「 インスタグラムに学校の様子がアップされるのを見るたび、群を抜いてきれいな校舎だと思います」と語るのは、生徒会長Y・Sさん(3年・横浜市立泉が丘中学校出身)。
「#245315(ニシコーサイコー)」で検索すると、学校行事の様子など、先輩たちの生の姿を見ることができる。同校HPには副会長HY・Yさん(2年・藤沢市立六会中学校出身)がカメラで撮影・編集した動画が公開されており、生徒が元気に部活動などに励む様子がわかる。
(https://www.youtube.com/watch?v=KxYX8-UCrWo)
さらに学校行事が盛んなことも同校の自慢。「西高といえば体育祭」と言われるほど人気がある体育祭は、毎年生徒主体で企画・運営しており、コロナ禍では密にならない競技を生徒が知恵を出し合って考案。一般公開は見送られたものの、学内で大いに盛り上がった。
文化祭ではステージを設営し、ダンスや部活動などを発表。ひとつのイベントが終わるごとに学年全体の交流が進み、仲の良さが増すという。
「先生と生徒の距離も近く、職員室の前のカウンターで勉強すると、わからないことはすぐに先生に質問することもできます。
勉強以外にも部活や生徒会のことを相談したり、恋バナをすることもあります(笑)」(山崎さん)。「生徒同士の仲もよく、本当に入学して後悔のない学校です。何も心配せず、入学してください!」(下田さん)という2人の言葉から、高校生活の充実ぶりが伝わってきた。
視聴覚室にて Y・Sさん(右)とH・Yさん
広く明るい自習室では生徒が勉強に集中する