今年から学校名を変更、共学校としてスタートした光英VERITAS高校(旧・聖徳大学附属女子高校)。学校設備も改修して男子生徒も快適に生活できる環境に生まれ変わり、多くの男子生徒も入学しているという。
今春入学した1年生3人に話を聞いた。
一期生としてこの学校に関わりたいと思い、入学を決めたというH.Sさん(船橋市立宮本中学校出身)は「校庭が広く設備も充実していて、学校生活が楽しいです。一人ひとりに寄り添って話を聞いてくれる先生が多く、気軽に相談ができる雰囲気です」と学校の魅力を語ってくれた。
Sさんは、今年創部した野球部に所属している。「先輩がいないのが大変だけど、1年生だけで24人の部員がいるので練習をしっかりやって、大会で勝ち進みたい」と目標を教えてくれた。サッカー部に所属するM.Oさん(鎌ヶ谷市立第五中学校出身)は、「今は男女ともに公式戦に出場できる人数がいないので、附属の中学生や男女合同での練習をしています。来年は部員を増やして大会に出たいです」と、来春入学してくる新入生の入部を心待ちにしていた。自分たちで部を作り上げていくことも新しい学校ならではの楽しみといえそうだ。
また勉強や進路のサポートについて「放課後のアフタースクール(自習室)では現役大学生が、その日の授業で分からなかったことを教えてくれます。通っている大学のことも質問できるので進路の参考にもなります」とR.Nさん(松戸市立第四中学校出身)。難関大学の大学生と触れ合う機会が学習意欲を高めるきっかけになっているという。
部活や勉強に加えて3人が口を揃えて魅力的だと教えてくれたのが、小笠原流礼法の授業。グローバル社会で求められるマナーのほか、挨拶や礼儀などの日本文化について学んでいるという。
最後に3人は「受験勉強は辛いと思うけど、今頑張れば進路の選択肢も広がると思います。たまには自分の趣味や外出するなどリフレッシュもオススメです」と受験生へのメッセージで取材を締めくくってくれた。