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2022.9.7
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東京成徳大学高等学校(東京都北区) この学校の ここに注目! 合言葉は「文部両道」 

今 改めて掲げる命題は学力の定着と向上

北区王子で創立97年目を迎えた東京成徳大学高等学校。
国が掲げる現在の教育目標である「基礎学力の充実」「思考力・判断力・表現力の育成」更には「グローバル教育」「ICT教育」などに大きく先行し、着々と成果を挙げている。

コロナ禍にあって様変わりしてしまった学校生活。同校では全教職員が一体となって、日常を取り戻し、生徒たちの成長、とりわけ「学力の一層の向上」を実現するべく様々な課題に挑戦している。

人生のビックロックは、教育を支える3本の柱で

「本校の教育の方針は、徳を成すことのできる生徒の育成です。このため、3つの柱を中心に教育プログラムを推進しています。」と話すのは、同校教頭の佐藤則之先生。
「勉強と部活動を両輪として文部両道を推進」
「自分を深める学習を通じて、哲学的な面から自らの生き方や人・自然・社会との繋がりを考えさせる」「自分の適性を考え広い視野で進学を考える」。これらが3つの柱だ。

「自分を深める学習」は建学の精神にも繋がる、同校オリジナルのプログラムだ。1年次の夏に戸隠で行われる合宿で、他者や自然と自分とのつながりを仲間たちと共に考え、語り合うことが弾みとなって、「自分を深める学習」は深化を見せ始める。「友情とは」「生きるとは」「家族とは」、授業だけでなく、学校行事などにおいても、生徒たちは様々なテーマを考えさせられる。
今年から民法が改正され、高校3年生は誕生日を迎えると同時に「成人」となる。権利と同時に自己責任が大幅に増加する。
哲学的な課題を通して、生きる意味を考えることは生涯に渡り、悔いのない人生を送ることに繋がるはずだ。

特色ある進路指導で、自らのストーリーを創ろう

1年次4月の基礎学力診断を始めとして、3年次の大学入試直前までほぼ毎月、進学のためのプログラムが実行される。
佐藤教頭は「『文系・理系選択のための適性検査』、2年次には『80校以上の大学の担当者を迎えての校内説明会』を実施します。生徒たちのモチベーションを高め、一人ひとりがストーリーを創っていくことを願っています」と話す。以前、進路指導部長だった佐藤教頭をはじめ、同校にはプロの進路アドバイザーの資格保持者が何人もいる。

苦手分野克服のための課題提示、夏期・冬期の特別講習などに加えて、ほぼ毎学期に2者面談・3者面談を実施し、本人の適性に合った進学先を見つけていく。

前年度卒業生の現役での大学進学率は85%。東京都の国・公・私立高校の平均が67%前後(令和3年度学校基本調査)から見ると、極めて高い。系列大学・短大への内部進学制度もあるが、国公立や難関大、著名大学への進学が目立つ。

同校は、高等部のほかに中高一貫部を持つが、左表に掲げているのは、あくまで高等部だけの実績だ。一貫部とは、校舎だけでなく教育プログラムも別個になる。
完全に独立した高等学校教育が、隠れた同校の特色となる。

コロナ禍でのICTの積極的な活用は副産物も

佐藤教頭は続ける。
「本校では1人一台のiPadを所有しており、学習・進路決定・面談など様々な場面で積極的に活用されています。いつでも対面とオンラインを組み合わせて授業を展開できる環境が整っています」。遠隔授業は、コミュニケーション重視の双方向型にこだわる。録画もできることから、生徒たちのノートをとる手間が省け、不明なところを繰り返し見ることで理解度が増し、授業進度は進むとのこと。

ただし教員の事前準備の手間が増え、授業への試行錯誤は続く。
「教員の努力と熱意がそれを支えています」佐藤教頭はそれが自慢のようだ。

細やかな感染対策の下、生徒たちの熱気が戻

部活動では、人工芝が敷き詰められたナイター設備のあるグラウンド、5つある体育館、さらに温水プールや弓道場、テニスコート、プラネタリウムなどの恵まれた施設で、運動部21、文化部21、同好会13が活動する。
新入生は90%がいずれかに属し、積極的に活動を開始していた。

コロナ禍で一部の学校行事、修学旅行などが内容変更になってはいるが、学校側の細部まで行き届いた感染防止対策のもと、徐々に生徒たちの学校行事や部活動に全力投球する姿が戻って来ている。

DDRで生きた英語を学び海外留学をサポート

DDR(Discussion and Discovery Room)には、ネイティブ教員が常駐し、海外留学のサポートや英検対策、大学入試対策を積極的に行っている。
留学制度では、在籍したままでの1年間の留学や、短期での留学が可能だ。語学研修だけではなく、異文化交流も目的となる。
生徒たちの色々な可能性を広げるため、同校の挑戦は続く。

ビックロックをあなたの心に

ある大学教授が大きな壺を取り出して岩を入れ、学生達に聞いた。「これで満杯か?」。「満杯です」こう学生達が答えると、教授は砂利で岩の間を埋め、「これで満杯か?」学生達はもう答えられない。教授はさらに岩と砂利の間に砂を入れ、最後に水を注いで言った。「大きな岩を先に入れない限り、それが入る余地は二度とない。『大きな岩』は君達にとって一番大切なものだ。それを最初に君自身の壺に入れなさい。順番を間違えると、君たちの人生はつまらないもので満ちてしまうだろう。」(同校教材より要約)

ビックロックとは、同校の『成徳』の精神そのものであり、君たちにとって一番大切なもののこと。長い人生を生きていく上での礎となる大きな岩を高校時代に探し求め、心の中に詰め込んで欲しいという願いが込められている。(PR)

東京成徳大学高校のホームページはこちらから

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