よみうり進学メディア

特選記事
2023.9.4
PR

クラーク記念国際高等学校 横浜キャンパス(横浜市西区) 「一人ひとりに合った学びと探究型学習で自信を育む」

コーチングとリフレクションによる新しい教育のカタチ

令和3年、文部科学省の中央教育審議会は、令和の日本型学校教育のひとつの指針として「個別最適な学び」の重要性を示した。この個別最適な学びとは、言葉を換えれば生徒一人ひとりに合った学びのことである。その考え方をいち早く学校教育に取り入れたのがクラーク記念国際高等学校だ。

横浜キャンパスの大平嘉彰キャンパス長は「100人いれば100通りの学び方があるのが、クラークの教育の基本です。具体的な実践を通して成果を上げています」と話す。
例えば、現代国語や英語、数学といった一般教科は一斉授業が一般的だ。クラークでは一斉授業の中でも、それぞれの生徒に合った学び方で授業が進んでいく。同じ単元を映像教材で学ぶことで理解が進む生徒もいれば、グループワークで話し合いながら課題を解決し、学習が定着する生徒もいる。当然、教員から直接指導を受けて学習を進める生徒もいる。
授業を見学すると、耳にイヤホンを付けて映像を見ていたり、グループで話が盛り上がっていたり、教員から教えてもらっていたりというように、それぞれが違う動きをしているように見えるが、実際には一人ひとりに合った学びが展開されているのだ。

「クラークの教員たちも、かつては一斉授業のスキルアップに励んだ時代もありましたが、現在はティーチングよりコーチングが重要です」と大平キャンパス長。
教員は生徒一人ひとりの学びを確認するため、月に1回以上のコーチング面談を行う。生徒は週に一度のリフレクションの時間に、1週間の学習内容や生活を振り返り、翌週の目標を明確にする。さらに個人の振り返りに留まらず、その内容を周囲の生徒たちとも共有。次の目標やチャレンジをアウトプットすることで、互いに刺激し合っていく。「言ったからには頑張ろう」「そんな考え方や方法もあるのか」と、グループリフレクションの効果が広がっていき実践に結びついていく。
「教員とのコーチング面談と生徒とのリフレクションで学習を進めていくことは、クラークの新しい教育のカタチであり、近い将来に日本の教育もこの方法で進むようになると思います」と大平キャンパス長は自信を覗かせた。

確かにここ数年、授業を行わずにコーチングと個別学習で高い実績を上げる塾が話題となったり、ビジネスの現場でもコーチングの重要性が注目されたりしている。時代の一歩先を行くクラークの取り組みが大いに期待される。

プロフェッショナルな学びで高い成果 コース教育を通して探究学習を実践

横浜キャンパスは、2023年度から全日型コースを改編した。総合進学、インターナショナル、eスポーツ、プログラミング、スポーツ(女子ラグビー専攻)の5コースが揃う。
いずれのコースもこれまで通り、午前中は一般教科に取り組み、午後は専攻科目に力を入れる。どのコースもプロフェッショナルから指導を受けることで成果を上げている。

インターナショナルコースでは、2023年の第1回英語検定で3人が1級に合格し、周囲を驚かせた。生徒たちの努力はもちろん、常駐する3人のネイティブ教員の熱心な指導によるところも大きい。
プログラミングコースでは、プログラミングスクール大手の「Life is Tech!」と提携。「テクノロジア魔法学校」を教材に謎解きをしながらプログラミングを学び、1年次の後半にはホームページを制作するレベルになる。
eスポーツコースは「League of Legend」限定で、ゲームのスキルを磨くとともに、イベントのマネージングなどを身につけていく。スポーツコースの女子ラグビー専攻は、「三菱重工相模原ダイナボアーズ」と教育提携。横浜を拠点に活動する女子ラグビーチーム「YOKOHAMA TKM」と提携して日々の練習を行う。
このようにプロフェッショナルから指導を受けながら、そこで課題を見つけて修正し探究する力を培っていく。
総合進学コースはこれまでの特別進学コースを統合、探究学習に取り組んでいる。興味のあるテーマを選んで学習を進めていくが、その中のひとつに「ラオスの障がい者差別問題」がある。その解決のためにパラスポーツからヒントを得て、新しいユニバーサルスポーツを提案。2023年の春休みにラオスへ渡航し、さまざまな障がいを抱える方々と時間を共有し、研修プログラムにも参加した。

このような探究学習の成果を発表する機会が「クラーク・プレゼンテーション・グランプリ」で、1年間の集大成としてのイベントになっている。
また、首都圏5キャンパスでは株式会社丸井と共同プロジェクトを行い、「サスティナブルな社会を作るために丸井は何ができるか」を検討。サスティナブルステッカーをエスカレーターのベルトに貼って発信するなど生徒たちの提案を企業側が実装したことで、生徒たちも手応えを感じている。

総合型選抜で戦える力を育む 留学先でも探究学習プログラム

2022年度の卒業生の進路実績は、大学・短大進学は67・5%、専門学校は16・2%となっている。入学時に大学進学を希望する生徒は決して多くはなく、クラーク独自の習熟度別の授業や、一人ひとりに対応した学習を積み重ねることで、学ぶ楽しみや自己肯定感が増し、卒業後の進路に希望を持つ生徒が増えていくそうだ。
「生徒全員に大学進学を勧めているわけではありません。大事なことは生徒の望む道につなげ、そのための努力を続ける力を身につけさることです」と大平キャンパス長は話す。

当然、教員たちもサポートを惜しまない。その結果、全国300以上の大学からの指定校推薦枠が1400を超えた。同時に、総合的に人物を評価する総合型選抜にチャレンジする生徒も増えている。個別最適な学びや探究型学習が功を奏した結果と考えられる。

クラークの特長のひとつである海外留学は、新型コロナが落着きを取り戻すのに合わせ再開した。
オーストラリア、ニュージーランド、ハワイから選び、期間も短期から中期まで選択が可能だ。3週間の滞在なら、英語が得意でなくても初級者が学びやすいプログラムが用意されている。異文化体験や野外活動など、海外だからこそ学べる環境も揃う。ハワイについてはこれまでホノルルが中心だったが、新たにハワイ島で現地の自然や文化を学ぶプログラムが加わり、留学先でも探究型の学びが可能になった。
留学希望者はインターナショナルコースに限らず、コースを横断して増えている。生きた英語を学び、多様性や異文化理解を身につけることは、将来につながる力になっていくに違いない。

(PR)

クラーク記念国際高校 横浜キャンパスのホームページはこちらから

関連記事