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2026.10.9

横浜高校(横浜市金沢区)共学化から7年ー横浜高校はなぜ変わったのかー進化を続ける横高の物語 

「男子校の名門」から「新しい共学校」へ 進化を続ける横高の物語

「横浜高校」と聞くと、多くの人は甲子園で活躍する野球部を思い浮かべるかもしれません。
しかし、この7年間で横浜高校は大きな変化を遂げました。
その出発点となったのが、2016年に発表された共学化です。当時、 創立77年を迎えようとしていた横浜高校は長い歴史を持つ男子校でした。伝統校が共学化するというニュースは大きな話題となり、「横浜高校はどう変わるのだろう」と神奈川県内外から注目を集めました。
しかし実際には、共学化は改革のゴールではありませんでした。むしろ壮大な学校改革のスタートだったのです。

共学化は改革の一部分だった

横浜高校は共学化に合わせて、新たな教育理念を掲げました。
それが「社会で活躍できるグローバル人財の育成」です。
ここで注目したいのは「人財」という言葉です。人を単なる「人材」ではなく、「財産(たからもの)」として育てようという思いが込められています。
学校は、「グローバル」「ディープラーニング(深い学び)」「ライフデザイン」の三つを改革の柱として設定しました。単に大学に合格させるだけではなく、将来どのように生きるのかまで考えられる人を育てようとしたのです。
その考え方は今も学校づくりの中心にあります。

女子が加わり、学校の景色が変わった

2020年春、女子第1期生が入学しました。
初年度から女子の割合は予想を上回り、校内には男子校時代にはなかった雰囲気が生まれました。
さらに数年後には、全校生徒の半数以上を女子が占めるようになります。女子生徒からは「この学校が少し前まで男子校だったとは信じられない」という声も聞かれるほどでした。
もちろん変わったのは生徒構成だけではありません。
ダンス部やチアダンス部など新しい部活動が誕生し、文化祭や体育祭もさらに活気を増しました。40を超える部活動、巨大な会場で開催される体育祭、全校応援など、生徒数の多さを生かした行事も横高の魅力となっています。

学校そのものも大きく生まれ変わった

共学化と並行して進められたのが大規模な施設改革です。
校舎や設備は次々とリノベーションされ、新校舎も完成しました。木材を多く使った温かみのある空間、自由な使用用途のあるコモンルーム、自習環境の充実など、「学びやすさ」と「居心地の良さ」の両方が追求されています。
学校を訪れた人の多くが驚くのは、その雰囲気と開放感です。
校舎は単なる建物ではありません。生徒が主体的に学び、仲間と交流し、自分の居場所を見つけるための空間として設計されています。

「明るい校風」はどうして生まれたのか

横浜高校には、行動の制限や禁止をするばかりではなく、生徒を明るい気持ちにさせる他校とは違う仕掛けが各所に見られます。スマートフォンも適切に利用することを前提に認められています。制服もリニューアルされ、多様な選択ができるようになりました。
ただし、それは「何をしてもよい」という意味ではありません。
横浜高校では、生徒会を中心に学校生活のルールづくりにも生徒自身が関わります。自分で考え、自分で決め、その結果に責任を持つ。そうした経験こそが、学校の掲げるグローバル教育の一部だと考えているのです。

改革の成果は進学実績にも

こうした改革は進学面にも表れています。
共学化後、国公立大学や難関私立大学への合格者は大きく増加しました。東北大学、お茶の水女子大学をはじめとする国公立大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学などへの合格者が増えています。海外大学への進学者も現れました。
背景にあるのは、単なる受験指導ではありません。
1年次から職業観を育て、2年次で進路を具体化し、3年次で受験に挑むという計画的な進路指導があります。将来の生き方まで見据えた教育が、生徒の高いモチベーションにつながっているのです。

そして、改革はまだ続いている

共学化から7年。
横浜高校はすでに「元男子校」ではなく、多くの中学生が憧れる人気共学校へと成長しました。
しかし学校自身は、まだ完成したとは考えていません。新しい施設、海外との連携、多様な学び、明るい校風づくりなど、改革は今も続いています。
高校選びでは、現在の姿だけでなく、「これからどこへ向かおうとしている学校なのか」を見ることも大切です。
横浜高校の7年間の歩みは、一つの学校が時代の変化に合わせて挑戦し続けた物語でした。そして、その物語はまだ終わっていません。これから入学する皆さん自身が、その続きのページをつくっていくことになるのです。

横浜高校STUDENT VOICE

横浜高校では、生徒一人ひとりの進路希望や適性に対応できるよう、「プレミア」「アドバンス」「アクティブ」の3つのコース制を採用しています。それぞれの場所で目標に向かって挑戦し、イキイキと活躍する生徒たちの声をご紹介します。

☆プレミアコース

練習に力を入れながらも、自分の時間を大切にできる余裕

H・A さん 横浜市立港南台第一中学校出身

プレミアコースでは朝学習や小テストがあり、私は毎朝7時20分には登校して勉強を始めています。分からないことは先生やラーニングルームのチューターにすぐ質問できるので、安心して学習に取り組めます。それからマルチメディア部では学校行事や部活動の撮影・広報も担当していて、多くの部活動に触れられることも横浜高校ならではの魅力です。将来は薬学を学び、多くの人を支えられる仕事に就くことが目標です。両親が医療関係の仕事に就いていることや、校内での講演会がきっかけでこの進路を選択しました。

☆アドバンスコース

仲間と高めあい、目標の舞台へ

S・A さん 横浜市立松本中学校出身

オープンスクールで見た人工芝のグラウンドや4号館テラス、開放感のあるC棟の教室が印象的で、「ここで高校生活を送りたい」と感じたことを覚えています。現在は全国常連のバドミントン部で活動し、インターハイ出場を目標に毎日練習に励んでいます。仲間は互いに高め合う存在
であると同時に、レギュラーを競い合うライバルでもあります。大学でも競技を続けたいと考えているのですが、進学先は未定です。先生からいただいた「損得で考えないこと」という言葉を大切にしながら、自分らしい進路を選びたいと思っています。

☆アクティブコース

自分の時間を活かして、自分夢への力を

T・K さん 横浜市立港南中学校出身

説明会に参加した際、駅から近く通いやすいことや、生徒数の多さに驚きました。人数が多い分、イベントの盛り上がりは驚くほどでした。アクティブコースは平日5時間授業で土曜日も授業がないため、部活動の自主練習やテスト勉強など、自分の時間を有効に使えることが魅力です。先
生との距離も近く、苦手だった教科も相談を重ねることで成績が伸びました。将来は国際系の学部へ進学し、英語をはじめとしたさまざまな言語を学びたいと考えています。たくさんの仲間と出会い、お互いに刺激を受けながら成長できる毎日を楽しんでいます。

 

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「横高ナビ」
毎月第3水曜日16:00~16:54放送

横浜高校では、2023年1月より毎月1回(原則第3水曜日16:00~16:54)横浜市金沢区のコミュニティーFM「金沢シーサイドFM」という放送局の番組「横高ナビ」に関係者が生出演し、現在の横浜高校の取り組みや状況を発信する時間(番組)を提供しています。紹介サイトにはアーカイブもあります。お便りやご質問もたくさん募集しています!

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