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2026.7.2
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東洋大学京北高校(東京都文京区) 「哲学教育、理数教育の充実から高度理系人材の育成へ 」

「理数系」の強化が着実に結果へと繋がり始めた

明治31年、東洋大学の学組井上円了によって創立された京北尋常中学校。
京北学園の前身である同校は戦前、都内有数の進学校として多くの文化人や実業家を輩出した学校として知られる。

平成24年に東洋大学と法人合併、平成27年に大学附属となる。同時に新校舎が竣工、男女共学に移行し新たなスタートを切った。

今年で創立から128年目、生まれ変わって12年目を迎える新生・東洋大学京北高等学校の教育目標は、これまでの伝統を生かし、その上で『本当の教養を身に付けた国際人を育成する』ことだ。

全教科履修型の授業で、次ステップを目指す

校長の星野純一郎先生は「本校と東洋大学は『諸学の基礎は哲学にあり』を建学の精神としています。
哲学は人としての道や生き方の道しるべであり、文理共通の原則です。
全生徒が課題研究を基軸としたカリキュラムで学ぶことで、理系分野に哲学的な多角的視点を、文系分野に科学的な客観性を融合させ、学際的な人材育成を目指します』と話す。
哲学的な探究を基盤とした同校独自の『文理融合型教育』は、文理横断的な課題研究を柱に、科学への夢と哲学的思考力を育みながら、グローバルな視野を持つ人材の育成を目指している。

これは、先進的な科学技術、理数教育を通じて、将来社会を牽引する科学技術人材を育成することを目標としている。

同校の教育方針は全教科履修型。2年次から文系・理系の教科選択はあるが、国立大学受験型の6教科8科目型システムとなっている。

カリキュラムは2学期制を採用し、45分7コマの授業を実施、1週間で39コマの授業を行う。都立・県立の上位校よりも授業時間が多い分、より深い知識が得られる。

加えて、日々の到達度テストで学力の定着を図るCycle4システムを導入。
これは日々の到達度テストで学力の定着を図るものだ。放課後には『ASP(アフタースクールプログラム)』を設定し、補習授業を行うとともに、より高みを目指す生徒をサポートしていく。

星野校長の視野には、生徒たちへの想いが溢れている

 

哲学的な思考を養う5つの要素

学校の建学の精神にある『哲学』は、中学生にはなじみのない学問かもしれない。
何のために人は生きるのか、向上心をもつのか、善悪の感情を持てるかなど、実験では検証できない分野の学問であり、我々の生活のあらゆる面で存在する諸問題を考える学問ともいえる。

哲学的な思考を養うためには、教養、体験、創造力、論述、発表の5つの要素がある。

「哲学を通じて心を鍛えることで、高校3年生で成人となったときに、大人の視点を持った人になれると確信しています」と星野校長は断言した。

『迷惑をかけなければ何をしてもいいのか?』『人の命と蚊の命の価値の違いは?』、生徒たちの自由な思索(しさく)『哲学する心』は今日も続いている。

 

3本の柱の根幹を支える【実践教育・体験学習】

同校の教育は、「授業が一番」を中心に、3本の柱が支えていく。

哲学教育―物事の本質を深く考え、自ら判断し行動するなどの心を育てることを目指す。
体験活動として哲学ゼミ、哲学エッセーコンテストなど6テーマで『生き方教育』を実践。
さらに、創造力育成プログラム(哲学ラボ)では、文部科学省や特許庁等が主催するパテントコンテストへ応募。これは500超の参加校があり、英語によるプレゼンを行うものだ。
6・7年度には優秀賞(特許出願)を獲得している。

国際教育―国際社会に対応できる人材育成を目指す。語学研修に向けて英語スピーチコンテスト、英検を推奨している。

星野校長は続ける。「英検で高校3年生の7割が2級を取得しました。その上で現在は全力で国際教育を推進しています。
オランダのライデン大学と連携し学生と哲学対話をしています。希望制のアイルランドへの1年間の留学や、オレゴンでのサマープログラムなどを実施しています。生徒たちにチャレンジするチャンスをたくさん与えたい」。

キャリア教育―講演会等を通じて自らの進路を考えると同時に、生徒手帳『今⇔未来』を利用した学習計画の習慣化を目指す。
希望進路の実現へ、先輩たちの受験報告会、著名人によるキャリア講演会、チュータによる放課後自主学習サポートなどを実施。
また、東洋大学と連携したアチーブイングリッシュ講座の履修や、未来の科学者育成プロジェクトでの学びがある。

それぞれの柱に、星野校長の目指す実践教育、体験学習が寄り添う。
さまざまなイベントを通じて目指すのは、スケールの大きな国際人や視野の広い科学者の育成だ。

 

教師陣の心強い支援、学校生活、部活動も躍動

同校の部活動は、原則週4日活動。入学に際しての部活動優遇はないが、部活動への加入者はおよそ7割と活発だ。
ダンス部は全国で活躍、フットサル部、軟式野球部、華道部等は、都内で入賞・入選などの実績がある。

中学時代に比べ大幅に増える授業時間、より専門的になった内容、限られた時間の中で活動する部活動など、自主性を求められる学校生活の中で生徒たちは強い緊張を強いられる。

しかし本気になってそれを支え、熱心に生徒一人ひとりに向き合う教師陣がいることも星野校長の自慢のひとつだ。

 

附属校ならではの大学連携とグローバル体験

東洋大学との連携を活かした、教授陣による専門指導。外部研究機関(NIMS)や企業との共同研究など、知的好奇心を刺激する環境が整っている。
さらにハワイだけでなく、今後も海外におけるフィールドワークを通じて世界基準の科学技術に触れ、将来の博士人材の輩出や国際舞台での活躍を支援する体制の構築が進められている。

英語教育では、イングリッシュ・カンバセーション・ルームの設置や、ネイティブ講師の活用、新課程の教科への工夫・実践など、現在も全教職員のたゆまぬ努力が続けられている。

 

理数系に躍進、今後の目標は更に倍増

今春の大学合格実績では、国公立25人、早慶上理ICU37人、GMARCH同立163人、 東洋大学130人など、9割を超える生徒が現役で進学を果たした。
大学の入試改革の最中(さなか)だが、全員に大学入学共通テストの受験を義務付け、実績に繋げている。
特に東京理科大、芝浦工大、東京電気大など理数系への伸びが顕著だ。

しかし学校が掲げる進路目標はさらに高く、国公立40人、難関私大80人などを目指している。

7割の生徒は系列の東洋大学への進学が可能だが、目標はあくまでも国公立大学や難関私立大学への進学である。(PR)

最新設備がそろう築11年の快適な校舎。広大な校庭は全面人工芝。学習環境は群を抜いている

 

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