よみうり進学メディア

東京 入試情報
2022.5.27

〈2023年度入試〉東京都 都立高「スピーキングテスト(ESAT-J)結果の活用について」

2022年5月26日、東京都教育委員会は
「東京都立高等学校入学者選抜における東京都中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)
結果の活用について」を発表しました。

都立高校入学者選抜では「令和5年度(2023年度入試)入学者選抜」から、「東京都中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)(※令和4年度実施)」の結果を活用し、英語4技能のうち「話すこと」の能力をみます(これは令和3年9月に公表されています)。
今回の発表は、ESAT-J不受験者の扱いについて新たに定め、既に公表した内容と共に、改めて発表されたものです。

1:「ESAT-J」結果の都立高等学校への提出について

中学校は、ESAT-J結果として提供を受けた6段階の評価を、生徒の調査書に記載。調査書は、生徒の志願先の都立高等学校へ提出されます。

2:「ESAT-J」結果の都立高等学校入学者選抜における活用区分について

ESAT-J結果は、第一次募集・分割前期募集において活用されます。
(エンカレッジスクール、チャレンジスクール、英語学力検査を実施しない学校は対象外)

3:評価の点数化について

都立高等学校では、AからFまでの6段階で提出された評価を、次のとおり、20点満点の点数として取り扱われます。
A/20点 B/16点 C/12点 D/8点 E/4点 F/0点

4:総合得点への加算について

都立高等学校では、学力検査の得点と調査書点の合計(1000点満点)にESAT-J結果の点数を加え、総合得点を算出します。

総合得点の算出方法

5:不受験者の扱いについて

ESAT-J不受験者については、都立高等学校入学者選抜において不利にならないように取り扱われます。

(1) 不受験者とは、以下に該当する者:
・当日インフルエンザ等に罹患した者、やむを得ない理由(病気で入院、交通事故により負傷等)により受験することができなかった者等
・ESAT-J実施日時点で、東京都の公立中学校等に在籍していないため、ESAT-Jを受験していない者(私立中学校在籍者、他県中学校在籍者 等)

(2) 不受験者については「仮のESAT-J結果」を次のとおり算出します
英語学力検査の得点で順位を決め、不受験者と英語学力検査の得点が同じ者のESAT-J結果を「3 評価の点数化について」に基づいてそれぞれ点数化し、その平均値により、不受験者の「仮のESAT-J結果」を求める。
※算出の詳細は別紙:ESAT-J不受験者の主な扱いについて

■詳しくは:東京都教育委員会
東京都立高等学校入学者選抜における東京都中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)結果の活用について

(よみうり進学メディア編集部)

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