これは埼玉県の公立高校入試について、よくある質問とその答えをまとめたQ&Aです。
日程などの基本情報から、隣接県からの受験、出願の方法、不登校の生徒などを対象とした特別な選抜など、かなり複雑な質問にも答えています。公立入試について不安に思っていること、知りたいことがある人はこのQ&Aを確認しましょう。
1日程・募集人員等
2出願資格
3出願書類・出願の手続
4埼玉県収入証紙
5隣接県の隣接学区からの出願
6県外の中学校からの出願(「隣接県の隣接学区からの出願」以外)
7海外の日本人学校等からの出願
8志願先変更
9学力検査・追検査
10選抜の資料(調査書の扱いなど)、方法
11入学許可候補者の発表
12帰国生徒特別選抜
13外国人特別選抜
14不登校の生徒などを対象とした特別な選抜
15定時制の課程における特別募集について
16学力検査の得点の簡易開示
17その他の質問
令和5年度 公立校入学者選抜の日程
※新型コロナウイルス感染症の陽性者となった場合でも受験機会を確保するため、追検査は学力検査から一定程度期間をあけて実施されます
■埼玉県の公立高校に出願する場合、他の都道府県の公立高等学校との併願はできますか。
埼玉県の公立高校に出願する場合、他の都道府県の公立高等学校との併願(いわゆる「前期選抜(入試)」や「推薦選抜(入試)」など、一般選抜以外との併願を含む。)はできません。
■埼玉県には通学区域(学区)がないと聞きました。隣接県の隣接学区から出願しようと思うのですが、どの高校でも受検できるのですか。
(※注 埼玉県教育委員会は、令和4年度入学者選抜において、群馬県、栃木県、茨城県及び千葉県の各教育委員会との間でいわゆる「隣接県協定」を締結していますが、現在のところ、令和5年度入学者選抜に関する協定は締結されていません。参考のため令和4年度入学者選抜での扱いについて説明します。)
埼玉県教育委員会と関係各県教育委員会との間で締結されるいわゆる「隣接県協定」に基づき、隣接県の隣接学区から埼玉県の県公立高等学校を受検できる市町村の地域を指定しています。よって、どの高校でも受検できるわけではありません。
詳しくは彩の国さいたま公立高校ナビゲーション内の入学者選抜情報をご確認ください。
一般募集:学力検査の得点
各教科100点、5教科(国語、社会、数学、理科、英語)で500点満点です。なお、傾斜配点を実施する学科等もあります。
学力検査での出題
学力検査問題は、中学校学習指導要領に基づいて出題されます。
基礎的な知識及び技能をみる問題とともに、知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力等の能力をみる問題の出題にも配慮します。
また、受検者の学力を十分に把握できるように、出題の内容、出題数に配慮するとともに、記述による解答を求めるよう配慮します。したがって、受検者が「どのように考えたか」、「そのように考えた理由は何か」などを記述する問題も出題します。
■埼玉県教育委員会では、以下の情報をホームページに掲載しています:
「令和5年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における学力検査問題の出題の基本方針」
「埼玉県公立高等学校入学者選抜における学力検査の実施教科及び出題範囲」
■「学力検査問題の出題の基本方針」について詳しくは:よみうり進学メディア
〈2023年度入試〉埼玉県 公立高校「学力検査問題の出題の基本方針」「学校選択問題実施校」を発表-令和5年度
■過去の問題は、県立総合教育センターのホームページの「入試情報」に過去3年分の学力検査問題が掲載されています。
「学校選択問題」を実施する高校
「学校選択問題」は高校の判断により実施されます。令和5年度入試における実施校は次の22校です。いずれの学校も、数学及び英語において実施します。
県立浦和高校(全日制)、県立浦和第一女子高校(全日制)、県立浦和西高校、県立大宮高校、県立春日部高校(全日制)、県立川口北高校、県立川越高校、県立川越女子高校、県立川越南高校、県立熊谷高校(全日制)、県立熊谷女子高校、県立熊谷西高校、県立越ケ谷高校(全日制)、県立越谷北高校、県立所沢高校(全日制)、県立所沢北高校、県立不動岡高校、県立和光国際高校、県立蕨高校、さいたま市立浦和高校、さいたま市立大宮北高校、川口市立高校(全日制)
追検査について
インフルエンザ罹患をはじめとするやむを得ない事情により、学力検査及び実技検査・面接をすべて欠席した志願者は令和5年3月6日(月)に追検査を受検することができます。「やむを得ない事情」とは、志願者がインフルエンザ等の罹患やその他感染症などにより学力検査を受検できなかった事情を踏まえ、中学校長が追検査に該当すると判断した場合を指します。手続きは、中学校の先生に相談してください。
合格者の決定について
令和5年度入学者選抜では、「学力検査の得点」に、各高等学校で定める配点による「調査書の得点」及び「実技検査等の得点」(実施する場合)を加えた合計得点で選抜します。
その際、各高等学校では、「学力検査」と「調査書」の配点の比が、第1次選抜では4対6から6対4の範囲の値に、第2次選抜では3対7から7対3の範囲の値になるようにします。
したがって、各高等学校の考えによって、資料の扱いに重みを付けることができるようになっています。
各高等学校は「令和5年度入学者選抜における各高等学校の選抜基準」において選抜に用いる各資料の扱いを定めています。
■「各校の選抜基準」について詳しくは:よみうり進学メディア
〈2023年度入試〉埼玉県 公立高「各高校の選抜基準」を発表-令和5年度
合格発表について
令和5年3月3日(金)午前9時にインターネットによるウェブ発表、午前10時に志願先高校において掲示による発表。
・合格発表はウェブによる発表、志願先高校の掲示による発表ともに、入学許可候補者の受検番号一覧が発表されます。
■以上のQ&Aについて詳しくは:埼玉県教育委員会
令和5年度入試についてのQ&A(令和4年7月28日掲載)
(よみうり進学メディア編集部)
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