先月は「受験生心得」の紹介とともに、試験当日の持ち物について、主に文房具類の説明をしました。当日の携行品は受検票、筆記用具、弁当、上ばき、志願先高等学校長が指示するものなど、でしたね。安心のための現金や、感染症対策として「マスク」と「健康状態チェックリスト」も必要です。
さらに今回は、先輩たちから「持って行って良かった!」と思ったモノを聞き、まとめてみました。実際に受験を経験した先輩たちの声を参考にしてみましょう。
■先月の記事/主に文房具についてわかります:よみうり進学メディア
〈2023年度入試〉埼玉県 公立校「受検生心得」「新型コロナウイルス感染症対応」「採点に関する原則」-令和5年度
「換気のためか予想より寒かったです、上着を着て試験を受けました」
「お昼の後は上着が暑く感じました。温度調節できるもの、脱ぎ着できるものが安心だと思います」
昨年に引き続きコロナ対策として、休み時間の窓開放や、試験中の常時換気が発表されています。試験会場はもちろん暖房が入っていると思いますが、例えば窓際など寒く感じる場所に座ることもありえます。先輩たちはちょっと暖をとれる上着や、カイロが役に立ったそうです。マフラー、ベストなど具体的にリストアップされていました。
いっぽうで「防寒対策はほどほどに・・・(私は下着を着すぎてちょっと暑かったです)」という声もあり、厚着になりすぎてもダメなようです。体温調整できるよう、着脱できる寒さ対策グッズの準備をお勧めします。
「私の試験場には時計がなく、隣の席の人は時計を忘れてしまったようで大変そうでした。(試験官に見せてもらっていました)」
「腕時計はあったほうがいいと思います。時間配分はとても大事だと思います」
試験会場によっては時計が見えにくい場所だったり、または無かったりすることもあります。
アナログ式の腕時計を手元において残り時間を確認したという人が多く、持っていかなかった人からは「何度も顔を上げて時計を確認した」ことから「時計は持っていったほうが良かったなぁ」と感じたことを教えてくれました。
「使い込んだ問題集とノートを見ると、不安な気持ちも少しずつ解消されました。」
「全部覚えた問題集を持っていきました。これ全部解けた!と思うと勇気が出ました」
見慣れたノートを見ると「自分は今までこんなに勉強したんだ!」と改めて実感できますね。「自信に繋がりました」という声が多く届きました。
試験当日は自分の努力を形で見ましょう。気持ちを落ち着かせるのに役立ちます。
「当日は緊張しすぎずに、自分ならできると自信を持って会場に行きましょう。」
「『自分は絶対受かる、たくさん勉強してきたら落ちるはずがない』などのプラス思考」
「この学校に絶対入学するんだ!」という気持ちを持って試験に挑んだことを書いてくれた先輩が沢山いました。
実際の持ち物も大切ですが、一番大切なのは『受かる!』という強い気持ちなのかもしれませんね。今までの自分の努力に自信を持って臨みましょう。
ハチミツ入りの紅茶など、のどをうるおすために温かい飲み物を持っていったという声もありました。温かい飲み物はほっとしますし、緊張をほぐしてくれそうです。日ごろから飲んでいるミネラルウォーターなど、好みのもの、安心できるものを選ぶのも良いかもしれません。
「お守り」「ポケットティッシュ」「タオル」「安心のためのお薬(鎮痛薬・腹痛薬)」「覚悟」などの声もありました。
先輩たちの声を参考に、寒さ対策をはじめ自分の体調に合わせた持ち物、安心できる持ち物を自分自身でリストアップし、今から準備をしておきましょう。「あとは出かけるだけ」にしておくと、安心と自信につながります。
(よみうり進学メディア編集部)
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