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2019.12.1

12月のテーマ「冬休みをどう生かす」

集中力と持続力を鍛える
冬休みは「追い込む勉強」のラストチャンス

あと数週間で冬休みを迎えます。
年が明ければいよいよ本番モード。体調面を考えれば、勉強時間はやや抑えたほうがいいかもしれません。そう考えると、冬休みは自分をとことん追い込む勉強ができるラストチャンスとなります。
本記事では、冬休みを最高の生かす方法を考えてみます。

追い込む勉強、これがラストチャンス。

冬休みは自分を追い込む勉強のラストチャンスです。
ここで言う追い込む勉強とは、量や時間を限界ぎりぎりまで増やすことです。一定の睡眠時間は確保しなければいけませんが、それ以外、起きている時間のほぼすべてを勉強に充てるイメージです。皆さんに経験があるかどうかは分かりませんが、部活における強化合宿のようなものです。

なぜそのような勉強をしておく必要があるかというと、入学試験の学力検査は、ほぼ一日がかりの長丁場であるからです。開始から終了までおよそ6時間かかりますから、この間、集中を切らさず頭を使い続ける訓練をしておくべきなのです。

学校があるときに家で6時間の勉強することは不可能とまでは言えませんが、現実的には難しいことです。長丁場に耐えうる集中力と持続力の訓練は、学校が休みになる冬休みだからできることなのです。 

苦手対策、これもラストチャンス。

苦手教科がある人は多いでしょう。その対策も冬休みの重要なテーマです。
入試の合否判定は総合点(合計点)によりますから、たとえ苦手があっても、それを得意でカバーすることもできるわけですが、やはり極端な苦手はないに越したことありません。

苦手教科を短期間に得意に変えることはできません。ただしこれは、その教科を全体としてとらえた場合であって、苦手教科の中に部分的に得意を作り出すことは可能です。

たとえば、社会は全体としては苦手であるが、地理だけは何とかなりそうだ。あるいは理科は苦手だが生物は何とかなりそうだ。という具合に、特定の分野や単元を集中的に攻略するのです。

苦手だからと遠ざけないようにしましょう。この方法で一つでも二つでも得意と言える分野や単元を作っておけば、得意教科で作った貯金(高得点)が生きてきます。

問題演習は数をこなすだけではいけない。

これからの勉強は、過去問を中心とした問題演習になるでしょう。
一般に、問題演習はできるだけ数をこなしたほうがいい(たくさんやったほうがいい)と言われていますから、可能な限り増やしましょう。

ただし、数をこなすこと自体が目的化しないように注意しましょう。
何年分やったとか、何問やったとかいうのは、あくまでも、やった後の結果数字に過ぎません。問題演習で接した問題が、本番でできなければ何の意味もありません。
仮に正解できた問題であっても、解説を読み、教科書を確認するくらいの慎重さが求められます。
不正解だった問題であれば、なおさらです。

①問題を解く(場合によっては制限時間を設ける)

②答え合わせする

③解説を読み、教科書で確認する(出来ても出来なくても)

④もう一度問題をやり直す

以上4つがセットになって問題をやったと言えます。
もし疑問が残っている場合は、先生に質問し、不安な点を解消しておきましょう。

 

直近の学習範囲が盲点になる。

学校の授業は年が明け、入試直前まで続きます。そして、その内容もまた入試の出題範囲となります。
これらは、習ったばかりで記憶に新しいという面もありますが、問題演習が不足気味になります。あとでまとめてやるという時間は残されていませんから、学校で習ったその日から問題演習に入るようにしましょう。

残された時間はそれほど多くはありませんが、皆さんの成長は入試本番まで続きます。

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