◆目標は成功の先に
皆さんの中には、志望校がすでに決まっている人もいれば、まだ決めきれていない人もいると思います。
迷っている場合は保護者の方や先生などに相談しながら、最終的には自らの意思で決めることが大切です。
いずれにしても、入試本番への「合格大作戦」（最終段階の学習計画や心構え）をしっかりと立ててみてください。
あくまでも入試は通過点、目標は志望校への進学です。未来の高校生活を想像してやる気を燃やしましょう。
学習時間のスタートにルーティンを決めてやってみてください。計算問題を解く、英単語を暗唱するなど、また部屋の掃除や机の上の整頓をするなど何でもよいのです。毎日毎日同じことから始めることによって、心と頭が落ち着き、集中力がアップします。
毎日、同じ時刻に寝て、起きることにより睡眠時間を確保します。朝食、夕食をしっかり取り栄養を蓄えます。身の回りと身なりを整え、学校生活をしっかりと過ごします。生活のリズムを整え、当たり前のことをしっかりと行うことにより、入試当日まで安定した精神状態で学習に臨めます。
これから成績が伸びるのか、志望校に届くのか、不安になることもあるでしょう。奮励努力（ふんれいどりょく）を続ければ大丈夫です。
過去の入試問題を解く際、間違った箇所は中途半端にせず、何度も解いてしっかり理解します。間違った箇所には苦手な部分が含まれているので、何度も解くことで克服に繋がります。ひとつの問題集を繰り返し解くのもお勧めします。ただし、基本をおろそかにしないでください。分かったつもり、できるつもりにならず、細部にこだわってください。
入試当日、自分は本番に弱いとか、プレッシャーに負けるとか思う必要はありません。誰もがプレッシャーを感じるし、緊張しています。自分自身が弱いと思うことがマイナスに働くのです。冷静に熱く、威風堂々と入試当日を迎えてください。「念ずれば花開く」チーム川北の教職員生徒全員で皆さんを応援しています。
（寄稿／よみうり進学メディア編集部)
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