埼玉県教育員会は7月10日、令和3年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における学力検査問題の出題範囲について、5教科の出題範囲を縮小することを公表しました。
新型コロナウイルス感染症の影響による臨時休業期間をふまえた配慮で、主に中学3年生の後半で学習する内容が出題から除外されることとなります。
出題から除外される内容は次の通りです。
■国語
・第3学年で学ぶ「慣用句・四字熟語などに関する知識」、「漢字の読み書き」
■社会
・公民的分野「経済」、「国際社会の諸課題」
■数学
・相似な図形のうち、日常生活で相似な図形の性質を利用する場面
・円周角と中心角
・三平方の定理
・標本調査
■理科
・科学技術と人間
・地球と宇宙
・自然と人間
■英語
・関係代名詞のうち、主格の that、which、who 及び目的格の that、which の制限的用法(接触節も出題しない。)
上の除外される内容は、学校選択問題でも同様です。
県教委は、出題から除外されるこれらの内容についても中学校卒業までにはすべて学習することも同時に発表しています。