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入試情報
2021.8.16

〈2022年度入試〉 夏休み後の受験スケジュールを再確認! -令和4年度

夏休みも終盤に差しかかり、
宿題が気になる頃ではないでしょうか。
受験生は、夏休み明けから受験勉強が本格的にスタート。
受験日までの流れを簡単におさらいしておきましょう。

■2021年4月~8月
分かりやすくするため、3年生の4月から見直していきます。
一学期には中間テストと期末テストがありました。
夏休み前には多くの学校で1回目の三者面談が行われていたと思います。
1学期の成績はどうでしたか。進路(志望校)について、先生や保護者の方とお話しましたか。
先生からこれからの学習目標の話もでていたかと思います、もう一度思い出しましょう。
【学習目標は基礎固め】
1、2年生範囲の復習をする時期です。
夏休み中は、3年生一学期までの総復習、苦手分野の克服に力を入れましょう。

■2021年9月10月
多くの学校では夏休みを中心に「学校説明会」が行われています。
志望校へは一度は足を運んでおきましょう。
受験校が具体的になることで、勉強の励みにもなりますね。
秋に文化祭を行う高校もあります、情報を調べて訪問し、学校の雰囲気をつかんでおきましょう。
【学習目標は応用力をつける】
学校の復習、定期テストの勉強と並行して、受験の練習問題に取りかかってみましょう。
分からないところ、間違ったところはそのままにせず、
教科書で復習したり、先生に質問したりしてすぐに確認しましょう。

■2021年11月12月
内申の評定は、公立が3年間の合計、私立では3年生の2学期の成績を使用する学校が多いようです。
定期テストに取り組むのはもちろん、授業も試験範囲ですので受験勉強と並行し、
気を抜かぬず取り組みましょう。
また各私立高では秋から、学校説明会に加えて入試日程や単願・併願の優遇制度など、入試についての説明を行っています。個別相談で高校の先生と直接相談できる場合もありますので、受験を考えている学校にはぜひ参加しましょう。
年末までに行われる三者面談は、受験校の決定を目指すものです。
説明会に参加しての感想や、模試での成績、保護者の方とも相談し、志望校の絞り込みをします。
特に「入試相談」※1のある私立高校を受験する場合には、面談前に相談を済ませておくと、より具体的に進められます。
【学習目標は実践力のアップ】
過去問題集などを見て、実践的な問題を解き始めましょう。
学校の期末試験も重要ですし、2学期の復習も行ってください。
面接のある人は12月ぐらいには練習を開始しましょう。

■2022年1月2月
いよいよ1月は私立の、2月は公立の入試本番です。
冬休み中は体調管理をしながら、実力を発揮できるよう総仕上げをしておきましょう。
【学習目標は総仕上げ】
基礎分野の再度確認、過去できなかった問題の見直し、苦手分野をおさらいなどをしておきましょう。
基礎問題で確実に点を取る、苦手分野を補強して得点を上げていくように取り組むと、
気持ちも落ち着いてきます。ベストな状態で入試当日を迎えましょう。

入試日だけのことを考えると、二学期はまだ日にちに余裕があるように感じられるかもしれません。
ですが、意外と「やること」はいっぱいあります。
この時期までにこれ、とだいたいの流れ(スケジュール)を掴んでいくと、スムーズに進められますね。
流れをつかんて、これからの時期を計画的に過ごしましょう。
(編集部)

※1「入試相談」について:
私立の推薦入試や単願・併願では、事前に高校と中学の先生が調査書などをもとに受験生の合格可能性を話し合います。これが入試相談で、だいたい12月ごろです。
この入試相談を経て出願となるため、合格の可能性があまりないと出願できません。一方、受験生の数が限られる(入学意向が高い生徒が受験する)ということから、合格の可能性が高くなる場合もあります。
私立難関校では入試相談を行っていないところもあること、学力検査などを実施する学校では当日の結果によって合否が左右されるため準備が必要な学校もあることなどにもご注意ください。

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