プログラミング能力を武器に一人ひとりに合った道を探る
CLARK NEXT Tokyoは2年後に初めての卒業生を出す。21世紀型教育を実践するキャンパスではさまざまな進路が想定されている。
「一人ひとりに近未来社会で活躍できる必要なことを教え、武器を持たせて社会に出したい」と成田康介キャンパス長は話す。最大の武器はプログラミング能力であり、非認知能力に象徴されるような人間力だという。名誉学長を務める東京大学の佐藤知正教授は「社会実装教育を行う高校から大学工学部に進学した場合、その後の成長の伸びが著しい」と期待を寄せる。
進路指導については、一律に大学進学を目指す指導は行っていない。教員はあくまでも生徒一人ひとりの声に耳を傾けたうえで、考えられる進路をコーディネートする。そのための進路を含めたコーチング面談を2週間に一度行っている。
主な進路としては、大学、専門学校、留学が想定されるが、例えば大学に通いながらプロのeスポーツプレーヤーを目指したり、大学工学部に進んでロボット研究を進めたり、あるいは起業意欲の高い生徒などさまざまだ。
今後はコース別の進路指導も充実させていく予定だ。大学進学希望者には特別授業を受講させて、大学の学びを実感する取り組みを進める。
いずれにせよ、時代を先取りした教育を実践するCLARK NEXT Tokyoが輩出する人材の活躍を楽しみにしたい。
既に、高校生のeスポーツの大会では、同校の生徒の活躍はトップクラス。今年、6月開催の夏のeスポーツの祭典「STAGE:0」では、3チームが参加し、ブロック決勝進出と3回戦進出という結果を収めました。
今回初めて大会に参加したH・Iさん(1年)は「なかなか経験できないことを経験できてよかった。練習期間もチームで連携を取り合え、楽しかった」と感想を語ってくれた。
今後もeスポーツやプログラミングなど同校の生徒の活躍の話題を聞くことが多くなることだろう。 (PR)