緑豊かなキャンパスに大学・短大の併設校として充実した施設が備わる共立女子第二高校。
難関大を目指す特別進学コース、多様な進路に対応する総合進学コースがあり、さらに昨年４月から英語教育に特化した「英語コース」を開設した。
「英語コース」の特長は、『読み書きはできるけれど話せない？』といったこれまでの英語教育ではなく『聞く（listen）、話す（speak）、読む（read）、書く（write）』の４技能をバランスよく習得し、グローバル社会で通用する英語力の獲得と、自立した女子の育成を目指している。
また、１４０年の歴史を持ち、世界的に語学教育を展開するBerlitz（ベルリッツ）との提携、必修であるニュージーランドのターム留学（高１の３学期）、さらに３年間で31単位を取得する英語カリキュラムなど、抜群の習得環境を整えている。
１号館地下１階にあるグローバル・ランゲージスクエア（英語会話広場）にて
昨年１期生としてこのコースに入学した２年生２人に話を聞いた。
Hさん（国立市立国立第二中学校出身）は「英語を学ぶことが好きで独学でも取り組んできました。高校生になったら留学するのが夢で、ニュージーランド留学が必修のこのコースにぜひ入学したいと思いました」。
Fさん（多摩市立鶴牧中学校出身）は「家族と海外旅行に出かけ、初めて日本語以外の言語に触れたことがきっかけで『たくさん英語を学びたい』と思い、このコースを選びました」。将来はキャビンアテンダントになるのが夢だという。
ターム留学から帰ってきたばかりの２人は「色々な国からの留学生も多く、その方々と英語で話が出来て楽しかったです。帰国後は、友達同士でも自然に英語になることがあります」と嬉しそうに話す。授業では、ネイティブの先生との日常会話レッスンがとても楽しいという。
「週に１日、午前中全てが英語という日もあり、はじめは授業についていくのも大変でしたが、今では休み時間でも英語で話すようになりました。英語が好きならきっと楽しい高校生活がおくれます」と、２人は力強い言葉で締めくくってくれた。
留学生の仲間とVサイン
（よみうり進学メディア編集部）
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