千葉学芸高校では基本、生徒全員が部活に加入します。兼部も含めるため入部率は100パーセント超。
県大会上位常連の野球部や、昨年「日本管楽合奏コンテスト全国大会」で最優秀賞に輝いた吹奏楽部など、各部が盛んに活動しています。
そんな同校のダンス部について、顧問の武文美夏先生から話を聞きました。
ダンス部は全学年合計15人。
校内の催しでのダンス披露などが主で、校内の盛り上げ役として活躍中だそうです。練習は、平日はほぼ毎日。土曜日は午前中に練習します。大会前やイベントの前などには自主的に日曜練習も行うそうです。
同部は練習メニューからダンスの振り付け、衣装まで、全て生徒たちで考え決めているそうです。
「少人数なので、互いのコミュニケーションが活発で、学年は気にせず自分の意見は言いやすい環境だと思います。みんなの意見を聞き入れて、良いパフォーマンスを作り上げていきます」と武文先生。
「全員の仲が良いので普段からリラックスして練習しています。ただパフォーマンスとなると雰囲気がガラッとかわります。その切り替えはとてもうまいですし、頼もしいと思っています」。
アピールポイントは「ダンスにも色々ジャンルがありますが、ロック、ガールズ、ボーイズ、ヒップホップ、何でも挑戦できるとこでしょうか。全て生徒の意見を尊重したうえで挑戦し、やり遂げるようにしています」と話してくれました。
武文先生が指導するうえでなにより大切にしていることは「学校生活が第一」という点です。
「部活動の前提には、しっかりとした学校生活があります。例えば挨拶、授業態度などです。そういうところが疎かになっていると、ダンスも良くなりません。日々の学習などの学校生活をしっかり行ったうえで部活に臨む、それを3年間続けるのはけっこう大変です。部活を通じてやりぬく力、何かひとつのことに集中して取り組む力などを育んでほしいですね」と言います。
最後に中学生へ。
「まずは、規則正しい生活を送ることです。例えば朝は決まった時間に起き、学校ではしっかり授業を受け、部活に出る。そして、その中で先生、保護者、友達とコミュニケーションを取ってください。あたり前のことと思うかもしれませんが、実はそれが大きな強みなのです。周りの人との関わりを大切にしてくださいね」とメッセージ。
9月以降、学校見学会で部活動体験の機会を設けてあるそうです。申込みは学校ホームページから。気になった人は行ってみてください。
(よみうり進学メディア編集部)
☆よみうり進学メディアではTwitterで記事更新をお知らせしています☆
Twitterのフォローをすると、随時掲載情報が受け取れます。受験情報をお見逃しなく!
■よみうり進学メディアTwitterはこちらをクリック
Twitter.com@yag_ysmedia