よみうり進学メディア

東京 高校レポ
2023.11.21

文華女子高校(東京都西東京市)「生徒会が魅せる、明るく楽しい学校生活」-先輩インタビュー

10月の秋風がキャンパスに金木犀の香りを運ぶ、中間テスト最終日の放課後、文華女子高校を訪問した。

生徒会会長のSさん(2年・西東京市立青嵐中学校出身)と、Fさん(西東京市立保谷中学校出身)は、「先生と生徒の距離が近く、何でも相談できます」と開口一番に教えてくれた。
女子校ならではのアットホームな環境で、生徒同士が話しやすく友達にもなりやすい。
校内は明るく楽しい雰囲気に満ち溢(あふ)れている。

生徒会は生徒たちが学校行事に主体的に携わる、大切な活動。
体育祭、文化祭・後夜祭、学校説明会、卒業生送別会など、学校活動の中心となって活動するものだ。
特に9月に行われた文化祭では、Sさんは生徒会会長を務めるとともに、さまざまな役職を兼務し大活躍。
所属クラスの出し物が『コーヒーカップ』の作成と決まり、クラス全体で協力して準備に取り組んだ。
「部活や夏期講習で忙しい生徒たちがお互いをフォローし合い、協力して準備を完了させた瞬間は、達成感に満ちた瞬間でした」と話す。

Fさんは『よさこい部』に所属し、生徒会の役員としても活躍。後夜祭のステージでの『よさこい』は全校生徒を魅了。友達からの声援も力に変えて素晴らしいパフォーマンスとなった。
また、生徒会が今期新たに企画した『ウルトラクイズ』では、先生も生徒と一緒になって大いに盛り上がり、校内の全員が一丸となって楽しんだ。
「準備はたいへんでしたが、ここまでの生徒会の活動が報われたように思いました」と2人。

既に来年に向けての反省会も行われ、改善点も検討しているそう。1年生のFさんは「来年も、より素晴らしい『文華祭』を開催したい」と意欲的だ。
さらに「学校説明会での『スクールガイド』や、卒業生送別会など、これからの行事でも積極的に活動したい」と話す。生徒会や委員会、部活動を通して、チャレンジし自信を育てていく同校の校風が、2人の充実した表情から読み取れた。

また、こうした活動と勉強を両立させるため、自習室などの学習環境も整備されている。
最も重要なのは、先生たちが生徒たちに丁寧に教え、学びたい気持ちをサポートしてくれること。そして、生徒たちはそのサポートに応えるように、一生懸命勉強に取り組んでいることだ。

生徒会活動を通じて、明るく楽しい学校生活を送っていること、先生と生徒が協力し、仲間と共に成長し夢を追求できること。活気にあふれた学校の様子が印象的だった。

文華女子高校ホームページはこちら

(よみうり進学メディア編集部)

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