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神奈川 高校レポ
2020.9.4
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クラーク記念国際高等学校 横浜キャンパス(横浜市西区) 独自の教育システムでキャリアの大逆転を

独自の教育システムでキャリアの大逆転を

教科別・習熟度別授業で確実に学力を伸ばす

クラーク記念国際高等学校の教育の大きな特長の一つに、教科別・習熟度別授業がある。習熟度授業は社会科を除く4教科について、6段階に分かれて授業を行い、生徒は一人一人のレベルに応じて授業が受けられるというシステムだ。誰もが「わかる楽しさ」を体感しながら学習を進めることができる。努力次第で上位レベルのクラスに進むことが可能で、その達成感は自己肯定感を育むことにつながる。
横浜キャンパスの松木幸弘キャンパス長は「私が社会人になって、初めて母校の教壇に立ったとき、赤点を取る生徒への対応について悩んだことがあります。教員の中には中学校の責任と言い切る者も、残念ながらいました。最終的に朝学習の実践で基礎学力を身につけさせるという経験をしました。のちにクラークの習熟度別授業を知ったときは、わが意を得たりとうれしくなりました」と振り返る。
そして「習熟度授業が実践できるのは全日型通信制だからこそです」と続ける。クラークは「全日型通信制」という独自の教育システムで運営されている。一般的な通信制高校の場合、授業数は全日制の3分1。残りの3分の2は就労や家庭学習に当てるのだが、クラークでは、その時間を生徒の能力や興味に応じた授業に活用している。言葉を換えれば、必要な教育を独自のカリキュラムで展開している。それは生徒たちのキャリアの大逆転も可能にする。例えば、横浜キャンパスの特別進学コースは、入学試験で全教科において8割の成績を収めた生徒が入学できる少人数クラスである。授業は受験のプロの予備校教師陣による完全指導だ。特進コース以外の生徒でも習熟度別授業で学力を伸ばし、一定の試験を受けて、特進コースに転向することができるのだ。

新たにプログラミング専攻を設置コロナ禍でもオンライン授業で乗り切る

現在、横浜キャンパスは特別進学コース、インターナショナルコース、総合進学コースの3コースを設置。特別進学コースは、前述の通り、有名予備校が提供する特別カリキュラムで国公立大学を目指す生徒が学ぶ。
インターナショナルコースは、ネイティブ教員の指導でTOEICのスコアアップを伸ばすインターナショナル専攻、多様な体験を通して「創造力」「表現力」「探究力」を身につけるグローバルサイエンス専攻、そして「課題解決力」「異文化理解力」「英語力」を磨くグローバルスポーツ専攻に分かれる。いずれの専攻も英語力をアップとともに国際分野で活躍できる人材を養成する。
総合進学コースは、1年次からキャリア教育を受けながら適性を見極める総合進学専攻、実習と専門的な資格取得を目指すこども教育福祉専攻がある。
さらに、2021年度は総合進学コースにプログラミング専攻が新設される。脚光を浴びている分野であり、オープンキャンパスの定員もすぐに埋まり、人気の高さがうかがえる。すでにどのコースでもPBL、Project Based Learning(プロジェクト・ベースド・ラーニング)と呼ばれる、課題形成力を身につけるプロジェクト体験型学習が導入されているが、時代は専門的な学びを必要としているとし、専攻の新設につながった。IT教育に長けた教員が横浜キャンパスに在職していることも導入に拍車がかかった。授業は1年次でプログラミングの基礎を身につけ、2年次でリリースを目的に実践的な開発をスタート。3年次は培った技術と感性を生かして、企業や地方自治体に提案しプレゼンテーションができることを目指す。国内最大級のITプログラミング教育サービス「Life is Tech!」がカリキュラムを作成し、授業をバックアップしてくれることも心強い。
一方、2020年は新型コロナによって、日本の教育現場は大きな影響を受けたが、同校は早い段階でオンライン授業を開始した。生徒一人一人は入学時からタブレットを持ち、日常的に活用していたため、切り替えはスムース。アプリケーション「スクールタクト」を活用しながら、朝のホームルームからスタートし、予定の授業をこなした。6月からはオンラインと分散登校のハイブリット型授業を進め、9月からは状況を見きわめながら、通常登校を目指している。

大学進学率は75%に教員の熱が生徒を育てる

同校の卒業後の進路先を見てみよう。大学進学率は75%を超える。なかでも特別進学コースは2年間で3年間の授業内容を修了し、1年間を受験勉強に費やす。一般受験に挑戦し、毎年、横浜国立大学をはじめとした国公立、難関私立大学に進んでいる。インターナショナルコースは、国内・国外の国際系大学やグループ校のIPUニュージーランドをはじめとした大学、総合進学コースは私立文系大学を中心とした進路先となっている。
同時に、同校の3年間での卒業率は、98・99%という高い数字をたたき出している。その要因の一つがICT教育の充実だ。家庭学習コンテンツ「クラークWebキャンパス」は、小学館、学研、パナソニックが協同で作成したプログラムで、基礎学力から検定対策、大学進学までの内容をカバー。どこにいても楽しく勉強できるシステムが生徒たちの背中を押す。
そして、松木キャンパス長は「クラークの教師の熱が子どもたちを育てている」と胸を張る。クラークの教員は全員が学習心理支援カウンセラー(内閣府認定公益財団法人こども教育支援財団認定・年間70時間の研修受講)の資格を取得している。心配な生徒がいれば声がけから始め、毎日のように少しでも時間をとって対話を重ね、粘り強く向き合う。
また、教員は毎年の夏ごとに授業力研修に臨む。評価者の前で授業を行い、ダメ出しを受けながら授業力を高める。「本来は自分の授業について、周りからとやかく言われたくないのが教員文化ですが、そこをあえて行うのがクラークです」と。さらに、生徒の声を聞くためにアンケートを実施し、自らを省みながら教育力のスキルアップに取り組む。まさに熱意ある教員の力がクラークを支えている。
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