選抜と特進の2コース制で、生徒一人ひとりの目標達成に向けた指導を行う淑徳巣鴨高校。
さらに、志望進路別に、選抜コースでは、東大や難関国公立、早慶などの難関文系私立大や海外大学、国公立・GMARCHの難関私大の3クラス、特進コースでも2クラスに分け、きめ細かい指導を行う。
3年学年主任の室橋善仁先生は、同校の魅力について「先生と生徒の距離が近く、先生と何でも話せる、雰囲気が良い学校です」と話す。
個人面談などを入学時から定期的に行い、高3では2か月に1回のペースで実施される。同時に普段から生徒の質問や相談に気軽に応えてくれる先生が身近にいて、生徒にとっては心強い環境のようだ。
また5学期制の導入、朝テストや小テストを多く実施し、理解度を確認している。分らないところは直ぐに見直すことで、定期試験に慌てなくても大丈夫な様子だ。1年生のうちから基礎固めを徹底し、学習習慣の定着を図り受験期に備えている。
今年度からは、放課後の学習支援としてチューターを配置したSSEDプログラム(Shukutoku
Sugamo Eureka Dreamプログラム)を実施している。放課後、部活後の僅かな時間や長期休暇中に学校で勉強するスペースを確保している。
また、最新入試情報や卒業生データを加味して検討する独自のJKS(受験校決定サポートシステム)で、生徒一人ひとりに対応する。志望校の選定から推薦、一般、共通テストまで生徒の条件に合った受験作戦を、学校全体で親身に指南してくれる。
そんな同校の今春の進学実績は、国公立・大学校18人、早慶上理ICU48人、GMARCH213人、日東駒専253人。室橋先生は、「大学での学びの魅力を説明し、大学卒業後も視野に入れた進路選択の指導をしています。そして国公立や、早慶を目標とする生徒も多いので、一人でも多く目標がかなえられるように指導していきたい」と抱負を語ってくれた。