「将来の自分にとって価値ある志望校選択を!」
将来の自分にとって価値ある志望校選択をするためには、その高校のことをよく知る必要があります。私立高校はコース改編や選抜方法を変更することが多いので注意が必要です。
今年は学校説明会や合同相談会、入試イベントなどが多数開催されています。予約制など、制限はありますが、受験生の皆さんにとって、学校情報を収集できる大切な機会です。志望校選びの参考になっているのではないでしょうか。
さて、各中学校ではこれから中学3年生を中心に三者面談等が行われます。いよいよ最終的に志望校を決定する時期が近づいて来ました。そして、12月中旬には調査書が確定、入試へ向けて一歩一歩と近づいていきます。
そのうえで、首都圏21万以上のユーザーが利用している検索サイト「単願.com」と「併願.com」のデータから、都内私立高校で閲覧数の多い学校を取り上げましたので紹介します。
初めに単願.comです。
【単願.com】
『男子校閲覧数TOP5』
1位/日本大学豊山
2位/保善
3位/明治大学付属中野
4位/正則学園
5位/日本学園
『女子校閲覧数TOP5』
1位/日本大学豊山女子
2位/東京家政大学附属女子
3位/慶応義塾女子
4位/京華女子
5位/江戸川女子
『共学校閲覧数TOP5』
1位/専修大学附属
2位/明治大学付属明治
3位/駒澤大学
4位/二松学舎大学附属
5位/自由ヶ丘学園
単願.comでは、上位に大学付属の学校が多く、昨年度に引き続き大学付属人気の傾向が続いていると言えます。
次は併願.comです。
【併願.com】
『男子校閲覧数TOP5』
1位/保善
2位/京華
3位/佼成学園
4位/日本学園
5位/正則学園
『女子校閲覧数TOP5』
1位/佼成学園女子
2位/白梅学園
3位/江戸川女子
4位/京華女子
5位/日大豊山女子
『共学校閲覧数TOP5』
1位/専修大学附属
2位/目黒学院
3位/自由ヶ丘学園
4位/駒場学園
5位/豊島学院
併願.comでは、単願.comと異なり大学付属校が少ない結果となりました。代わりにグローバル教育に力を入れている学校や大学進学実績が伸びている学校、特色のあるコースを設置したりしている学校などが目立ちます。
この他に閲覧数上位になっている学校は「日本大学鶴ヶ丘」「日本大学櫻丘」「芝国際」「淑徳巣鴨」「郁文館」「昭和第一学園」などが多く閲覧されています。
このように多くのユーザーから閲覧されている学校は進学実績が伸びていたり、他校にはない取り組みがあったり、校舎や施設が最新鋭だったりと、注目するポイントがあります。数多くある学校の中から自分に合ったコースやクラスを選択するために、いろいろな情報を収集しましょう。
いずれにしても、このような受験生の動向を参考にすることは志望校の選択に有効です。将来のために、自分にとって価値ある志望校を選択することが重要となりますので、最後までしっかりと考えていきましょう。
監修:高校入試活性化委員会(株式会社 リヴィジョン)新田 匡
(編集部:注)
私立高校の動向は、学科やコースなどの改編、募集人員の増減に加え、進学実績が伸びていたり、特色のある学習の開設や校舎の新設などによっても変動します。
本年度のみでなく、過去年度の動きも併せてご一読ください。
■令和5年度:よみうり進学メディア
〈2023年度入試〉東京都 「都内私立高『閲覧上位の学校は?』」-令和5年度
■令和4年度:よみうり進学メディア
〈2022年度入試〉東京都 私立高校「都内私立高校の動向」 -令和4年度
■令和3年度:よみうり進学メディア
〈2021年度入試〉東京都内私立高校の動向 大学付属人気の傾向が続く-令和3年度
(よみうり進学メディア編集部)
☆よみうり進学メディアではTwitterで記事掲載をお知らせしています☆
Twitter.com@yag_ysmedia
Twitterのフォローをすると、随時記事情報が受け取れます。受験情報をお見逃しなく!
■よみうり進学メディアTwitterはこちらをクリック