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埼玉 入試情報
2019.5.31

専門学科ってなんだろう?普通科と何が違うの?どこが魅力なの?

専門学科、普通科と何が違うの?どこが魅力なの?

高校には中学と異なり、学科というものがある。学科は大きく分ければ「普通科」、「専門学科」、「総合学科」の3つだ。

このうち「専門学科」は、さらに「農業に関する学科」、「工業に関する学科」、「商業に関する学科」など15ほどの分野に分けられる。

今月の特集で取り上げた浦和工業高校の各学科は「工業に関する学科」、八潮南高校(商業科・情報処理科)は「商業に関する学科」、ふじみ野高校スポーツサイエンス科は「体育に関する学科」に、それぞれ分類されている。

専門学科はもともと、専門技術や知識を身につけ、すぐに実社会に出るための教育をするのが目的だったが、近年は理数科・外国語科など大学進学を前提とした専門学科や、スポーツ・芸術などを学ぶ専門学科も設けられている。

国家資格や検定合格をめざす

専門学科の授業は、1年生のうちは普通科とそれほど変わらない。

専門学科であっても卒業のためには、英語・数学をはじめとする一般教科も学ばなければならない。

2年、3年と学年が進むにつれて専門科目の授業が増えて行く。3年になると授業の半分以上が専門科目になる。

専門学科では、国家資格を取ることや、検定に合格することをめざしてしているケースが多い。たとえば、今回取材した八潮南(商業・情報処理、関連時期参照)では簿記検定や情報処理検定の合格が大きな目標の一つになっている。

専門学科はむしろ可能性を広げる

専門学科に行くと、普通科より進路の幅が狭くなるのではないかと心配する人がいる。

たしかに進路先が限定されるという面もあるが、一方では、資格や技能検定を武器に、自分の将来や人生を切り開いて行けるという面もある。そう考えれば、可能性はむしろ広がって行く。

専門学科を卒業した後、さらに高度な技術や理論を学ぶため、大学進学をめざす人もいる。一般入試では厳しいかもしれないが、その場合、多くの高校が指定校推薦の枠を持っているので、それを利用することができる。

必ず行こう体験授業

専門学科を選ぶ場合、体験授業や学校見学(授業見学)には必ず行ってほしい。

見学し、体験してみて、「面白そう」、「自分に向いている」という確かな感触を得た上で決めないと、入ってから辛い思いをするだろう。

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