よみうり進学メディア

東京 高校レポ
2022.9.16

宝仙学園高校女子部(東京都中野区)/ダンス部 ダンスを軸に自信を育て、成長していく3年間

「ハイダン」「ダンススタジアム東日本大会新人戦」「DANCE CLUB CHAMPIONSHIP」など、数々の大会で優勝・全国大会入賞を重ねる名門、宝仙学園ダンス部Regulu‘s(レグルス)。
部長のAさん(調布市立神代中学校出身)と、2人の副部長、Kさん(江東区立亀戸中学校出身)Iさん(調布市立調布中学校出身)、3年生の3人に話を聞いた。
45名で構成されているダンス部は、大会へ向け切磋琢磨中。優勝へ向けて、いちばん大切にしていることを尋ねると「チームの雰囲気づくりです」と3人が声を揃えた。「優勝できるダンスはスキルだけではありません。チームの団結力とやる気が大事。見ている人にも伝わるし、作品のクオリティにもなります」とAさん。

少人数制の同校女子部はお互いのことをよく理解しているのが強み。さらに部員同士で話す機会を積極的に持つようにしている。「一人ひとりの様子を見て、必要なときは声掛けもします。自分も先輩たちにしてもらったので、部の伝統ですね」とAさん。

Kさんは「『部活がつらい』という後輩がいたら、その気持ちを仲間に伝えられるよう手伝います。気持ちを共有できるとチームが一丸となり、私たちの強みになります」。「練習動画をLINEで共有し、お互いにアドバイスもします。時には先輩後輩の垣根を超えたりして励みにつながります」とIさん。
同時に宝仙学園のダンス部では生徒を大きく成長させることを目標に、ステージ外での活動も行っている。マスメディアへの出演やBリーグのハーフタイムショーへの出演、さらに地域のダンススクールで子供たちへの指導を行うなど、普通の高校生では体験できない取り組みの数々だ。

「大会へのチャレンジ、自己表現の機会、リーダーとしての責任など、経験の蓄積は自信につながります。驚くほど自分が変わった!と思える充実した3年間になりますよ」と顧問の氷室薫先生。

最後に3人から「文化祭では私たちもダンスを披露します。中学3年生の皆さんもぜひ見に来てくださいね」と話を締めくくってくれた。

同校の文化祭は10月22・23日に開催。部活体験はHPを確認。※事前予約制

宝仙学園高校女子部のホームページはこちらから

(よみうり進学メディア編集部)

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