京急線汐入駅から徒歩5分、横須賀の街と港を望む緑豊かな高台に位置する緑ヶ丘女子高校。
「『なりたい自分』に全力でサポート!」をキャッチコピーに、「特進・看護医療」「総合・進学」「幼児教育」の3コース制で生徒の目標をバックアップしている。
なかでも幼児教育コースは、神奈川県内で唯一の設定。将来保育士や幼稚園教諭を目指す生徒にとって、高校で3年間学ぶことができ、大学・短大から学ぶ学生に比べて大きなアドバンテージとなる。今回は幼児教育コースに在籍するYさん(3年・横須賀市立公郷中学校出身)に、イラスト部の活動について話を聞いた。
活動は週に2日。現在部員は中学生を含め、絵を描くことが好きな仲間21人。「3年生を中心にみんなで仲良く楽しい部活です」と話す。
活動日には、思い思いのイラストを描くそうだ。最近流行りの『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)など、アニメのキャラクターを描くことが多いと言う。山本さんの得意なイラストは「アンパンマン」と、はにかみながら話してくれた。
夏休みが明けると10月に行われる文化祭に向けて、イラスト部恒例の缶バッジやしおりの制作の準備を開始する。缶バッジは、100円玉大の図柄となるイラストをみんなで描き、協力して作り、1個50円で販売するそうだ。
また文化祭では部誌「とらんす」の配布も行う。これは、部員各々が描いたイラストをA4サイズの冊子にまとめたもので、3年生を中心に缶バッジなどと同時進行で取り組む。たくさんのイラストが丁寧に描かれ、繊細で印象的な仕上がりだった。
中学時代は美術部、高校からはイラスト部の山本さん。絵を描いている時間がいちばん好きなのだそう。毎日学校の課題と放課後も幼児教育コース必修のピアノの練習で忙しく、週2回の部活の時間が待ち遠しいそうだ。
また、幼児教育コースにはカリキュラムに幼稚園実習がある。実習先の園児に得意なアンパンマンのイラストを描いてあげた時の、園児の嬉しそうな笑顔が忘れられないと話す。日常の高校生活、特に女子高に対する不安を抱いている中学生に対して「みんな仲が良く、とにかく楽しい学校です。女子だけなので気を遣わないし、自分の素を出してもみんな受け入れてくれます。ぜひ見学会などに来て下さい。生徒同士だけでなく、先生とも親しい様子を見ることができますよ」と最後に話してくれた。
(よみうり進学メディア編集部)
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