『個を見つけ、未来を切り拓く学び』を掲(かか)げる拓殖大学第一高校は、勉強と部活動の両立を実践する文武両道の進学校だ。生徒一人ひとりが自ら進路を考え、目標に向かって挑戦できるよう、早期からの「進路探究」と、きめ細やかな受験支援を行っている。
1年次は、特進と進学の2コース、2・3年次には志望分野に応じた6系統へ再編成。大学入試に必要な科目に重点を置き、それぞれの進路目標に合わせて効率よく学べる環境を整えている。
今春の大学合格実績は、国公立30名、早慶上理ICU49名、GMARCH277名。
毎年9割以上が現役合格を果たしている。拓殖大学の附属校の推薦入学制度に加え、他大学との併願制度を活かし、上位大学を目指す生徒が多い。

同校の進路指導で特徴的なのが、「進路指導」ではなく「進路探究」とする考え方だ。
1年次には生徒自身が自分の人生について考え、将来の目標を見つけていく。例えば『みらい探究』では、同校の卒業生のインタビュー動画を視聴するほか、大学の先生から大学で学ぶことや研究の面白さを直接聞く機会を設けている。
さらに大学のオープンキャンパスにも参加。将来の職業を意識しながら「大学で何を学ぶのか」「どの学部で学ぶのか」を考えていく。
11月には文理選択を決定し、これまでの経験や現在の興味、将来の目標を振り返りながら『志望分野理由書』を作成。あやふやだったイメージを、自分自身の「志」として言語化する。
2年次は各種説明会やオープンキャンパスへの参加、担任との面接などを重ね、3年進級の前に『第一志望届』を作成。保護者からの励ましのコメントをもらい、学校・保護者・生徒の三者で受験への意識を高めていく。
進路指導部では、月1回『進路便り』を発行。入試情報や過去の同校生徒の受験事例などを、生徒だけでなく保護者にも同時発信している。1年次から受験に関する情報を共有することで、早期から受験に向き合う体制を築いている。
将来を考え、目標に向かって挑戦する取り組みと、きめ細かな進路指導が進路実績につながっている。文武両道の校風も、生徒の挑戦を後押しするパワーとなっているようだ。
最後に山方祐三郎先生は「志望校は実際に見て、学校のイメージを確認してください」と学校選びのアドバイスを送ってくれた。

「みらい探求」の様子
(よみうり進学メディア編集部)
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