2023年4月26日、埼玉県教育委員会は
令和5年度埼玉県公立高等学校入学者選抜実施状況【確定版】を発表。
この２月の公立高校入試（令和５年度）での、各教科平均点などが分かります。

■令和５年３月埼玉県内国・公・私立中学校等卒業予定者数：62,831人（昨年同期　 62,799人）

■令和５年度埼玉県公立高等学校生徒募集人員／全日制の課程／一般募集等における応募状況

■令和５年度埼玉県公立高等学校入学者選抜学力検査結果（全日制の課程）

【概要】
①学力検査問題「国語」「英語」で前年度を下回る結果に。学校選択問題「英語」も微減。
②学力検査問題「国語」は57.1点（62.9点）前年比マイナス5.8点。
③学力検査問題「英語」は45.8点（52.6点）前年比マイナス6.8点

・前年度（令和４年度入試）では、ほぼ全教科の平均点が下がったことから、それに続くこの年度（令和５年度入試）では、平均点に揺り戻しの傾向が見られる。
・前年度で７年ぶりに55点を下回った「社会」は64.1点（52.9点）となり、11.2点のプラス。
・「国語」は57.1点（62.9点）で前年比マイナス5.8点。国語のマイナス傾向は２年連続。
・「数学」は学力検査問題・学校選択問題とも50点台をキープ。
・前年では最高の国語と最低の数学（学校選択）との間に20.3点の開きがあったが、この年度（令和５年度入試）では、最高の社会（64.1点）と最低の英語（学力検査問題　45.8点）の間に18.3点の開きとなった。

■詳しくは：埼玉県教育委員会
令和5年度入試情報（令和4年2月実施）
・令和5年度埼玉県公立高等学校入学者選抜実施状況【確定版】
・令和5年度埼玉県公立高等学校入学者選抜総括表

これらの結果が本年度（令和６年度）の問題作成に影響してきます。
編集部では今後発表される「問題ごとの正答率」なども併せ、埼玉県の出題傾向を見ていきます。

参考に、前年度（令和４年度入試）の傾向分析はこちら
■令和４年度入試出題傾向分析：よみうり進学メディア
〈2023年度入試〉埼玉県 公立高「2022年度の入試問題を解剖！①」問題構成と平均点から見えてくること

（よみうり進学メディア編集部）

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