＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝約70年の歴史を持つミッションスクールの聖ヨゼフ学園高校は、来年度から共学校として新たにスタートする。
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９月に行われた「ヨゼフ祭（学園祭）」で演劇部のSさん（２年・横浜市立都田中学校出身）は、公演のオリジナル台本を同学年の部員と２人で作り上げた。６月から本格的に作業を開始、夏休みはほぼかかりきりで取り組み、台本には〝限りある時間を大切にする〟とのメッセージも盛り込こんだ。公演に向けて稽古をしながら意見を出し合い、台本の修正を何度も繰り返し、納得のいく作品ができあがったと言う。同時にSさんは主役も務め「公演を見た友達からの評判も良く、本当に充実した時間でした」と自信にあふれていた。
Hさん（２年・横浜市立六角橋中学校出身）は、美術部の部長としてヨゼフ祭の展示部門で団体優勝したことを笑顔で語ってくれた。昨年、先輩たちが優勝しているため、プレッシャーの中での取り組み。部員たちとともに屋台のセットを段ボールで作り、個人作品としてお祭りの絵を描き、美術室全体をお祭りの世界に作り上げたそうだ。「人前で話すことが苦手な私が部員をまとめることが出来るのか、不安な中での作業でしたが、優勝できて本当に嬉しかったです」と話す。
続けて学校の魅力について「同学年の子の名前はほとんど知っているし、どの子とも話したことがあります」と少人数ならではの特長をHさんは話す。「どの子も話しやすく、休み時間や放課後に友達同士で勉強している姿を多く見ることができます」と雰囲気の良さをSさんは続けて語った。
また「クラスや授業も少人数なので、自分の意見を述べる機会が多くあります。部活や委員会など自分でやらなければならないことも多く、成長できる学校です」と２人。
中学まで共学化が進んでいる同校。来年から高校が共学化する中でも、皆が輝ける学校の雰囲気は変わらないと言う。「毎日通いたくなる、友達の笑顔が見たくなる学校です」と、２人は最後に話してくれた。
（よみうり進学メディア編集部）
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