聖ヨゼフ学園高校は2023年に共学化、今年で3年目を迎えるカトリック系の学校だ。
少人数制が特長のひとつで「生徒同士、学年の誰とでも話したことがある」「みんなの名前を知っている」と話す生徒もいるほど、校内の温かい雰囲気が魅力。
話を聞いた3人の2年生たち、WSさん(横浜市立末吉中学校出身)とIMさん(横浜市立保土ヶ谷中学校出身)、ISさん(横浜市立樽町中学校出身)は「少人数だからこそ、団結力が育つ」と声を揃えた。
行事は生徒主体で行われる。
体育祭では用具の準備から運営、審判まで全て生徒が担う。
毎年恒例の学年対抗演技は3年生が優勝するのが通例だったが、今年は2年生が見事勝利。『下克上』の瞬間を全員で味わった。
9月のヨゼフ祭(学園祭)も全員が係を担当し、中1から高2までが力を合わせて作り上げる。
ISさんとIMさんは装飾係を担当、夏休みから準備を開始した。「メンバーがそろわないことが多く困難もありましたが、完成した飾りに『綺麗!』と声があがった時は達成感でいっぱいでした」。
WSさんは食堂やキッチンカー前の清掃・整理を担当、来場者から「ありがとう」と言葉をもらい、「大学生になったら接客のアルバイトをやってみたいと思いました」と話す。
この〝みんなでやり遂げる〟経験ができるのも、同校が少人数制だからこそ。
先生も生徒全員の名前を覚えており、学習面でも手厚いサポートがある。
3人も高1から学習室をよく利用し、学習習慣を身につけたという。
先生が時間をとってマンツーマンで指導してくれたり、大学生メンターが質問に気軽に答えてくれたりと、安心して学べる環境が整っている。
「通っているうちにメンターさんから声をかけてもらえ、勉強の励みになりました」とISさん。
週2日は7時限授業でペースも速く、毎日の小テストや定期試験の準備に忙しい毎日だ。
通学時間などスキマ時間を生かした学習が習慣化されるなど、仲間と切磋琢磨する雰囲気もある。
聖ヨゼフ学園を一言で表すと、「中学時代に自分は目立たないと感じていた人や、人見知りで意見を言うのが苦手だった人も、この学校では輝ける場面が必ずあります。全員が主役になれる学校です」。
さらに「学校選びで迷っているなら、この温かな雰囲気を確かめに来てみてください」と3人は締めくくってくれた。

(よみうり進学メディア編集部)
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