JRと小田急線が乗り入れる藤沢駅から、江ノ電で2駅の柳小路。小さな無人駅に降り立つと、鵠沼高校がすぐ視界に入ってくる。
昨年、創立100周年を迎えた同校は現在、新校舎の工事が2027年の完成に向けて急ピッチに進んでいる。
同校は文理、理数、英語の3コースを設置し、生徒の夢や希望に応えるカリキュラムが組まれている。なかでも文理コースは文系理系の各教科をバランス良く学びながら、クラブ活動を必須としている。クラスや学年を超えて仲間と切磋琢磨し、文武両道の人間力の育成を目指す。今回はその文理コースで学ぶ陸上競技部の3年生、Iさん(鎌倉市立深沢中学校出身)とKさん(横浜市立名瀬中学校出身)に話を聞いた。
陸上競技部は男女約40名、週に5日、放課後に練習している。
15種類ほどの競技種目に取り組み、ここ最近では女子100mリレーや400mリレー、男子三段跳びなどが県大会や関東大会で入賞している。
2人は高校から陸上を始めた。Iさんは5,000m・3,000m障害など、長距離に取り組んできた。「他校の生徒たちと一緒に練習した夏と冬の合宿は、厳しかったけれども楽しい思い出ができました」と振り返る。
Kさんは短距離が得意で「1年目は初心者のためキツさを感じ、100m走は13秒75でしたが、練習を重ねて3年生になると12秒58という結果を出すことができました」と満足げだ。
部内は部員たちによって自主的に運営され、先生から指導されたこと、例えばフォームの指導後はお互いに声をかけながら確認し合う。やるときはやる、楽しむときは思いきりと、メリハリが利いた部の雰囲気を大事にしてきた。
2人に高校の魅力を訊くと「行事が多いこと」だという。
合唱コンクール、体育祭、文化祭、球技大会、新入生歓迎会や学年行事のテーブルマナーなど多彩だ。生徒たちは委員会を通じて各行事に携わる。
理系のIさんは薬学部進学希望。一般受験でチャレンジするため、受験勉強の天王山を迎えている。文系のKさんは経営学部に進んでから具体的な方向を決めるつもりだ。指定校推薦を目指しているので、普段の授業や試験に力を注ぐ。
文武ともの高校生活を送ってきた2人の笑顔がまぶしいひとときだった。

(よみうり進学メディア編集部)
☆よみうり進学メディアではX(旧Twitter)で記事更新をお知らせしています☆
X(旧Twitter)のフォローをすると、随時掲載情報が受け取れます。受験情報をお見逃しなく!
■よみうり進学メディアX(旧Twitter)はこちらをクリック
x.com@yag_ysmedia