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神奈川 高校レポ
2026.10.16

桐光学園高校(川崎市麻生区) 「大学受験はゴールではない 夢を見つけられる進学校」-進路指導

多摩丘陵の栗木の丘を見上げると工事現場の仮囲いが目に入った。2028年に完成予定の桐光学園高校の新校舎、その建設が進められている。
今春の大学合格者は国公立大学79名、早慶上理233名。医学部25名、ケベック大学(カナダ)3名を含む海外大学9名の実績も注目される。
医学部合格者の増加は偶然ではない。
桐光学園の卒業生で、国際医療活動やメディアで注目を集める大村和弘医師の職場を見学する機会などが医学を志すきっかけになっている。そうした生徒のために医学部受験者向けの講座も開設された。面接対策などの手厚い支援が用意されている。

海外大学合格者がいるのも桐光学園のグローバルプログラムの成果だ。取り組みは幅広いが、例えば英語の授業と並行してカナダの高校卒業資格を獲得できるコースが用意されており、学力向上と進学条件の獲得を同時に実現することもできる。

 

手厚い進路支援がある桐光学園だが、大学合格だけを目標にしている学校ではない。生徒一人ひとりが夢を見つけ、実現することを目指している。
それを支えるのが、受験対策から芸術鑑賞、生物解剖に至るまで600を超える幅広い講座を用意する講習制度である。

さらに、各分野の大学教員を招いて学問をひと足先に体験する『大学訪問授業』や、海外からの留学生とキャリアについて議論を交わす2年生の『ウィンタープログラム』など、視野を広げる機会が豊富に用意されている。英語力を養うだけでなく、留学生の考えに触れることが生徒自身の進路を深く考えるきっかけになると好評だ。

 

こうした学びの機会が多く提供される一方、同校はスポーツ強豪校としても知られている。生徒たちはスキマ時間を効率的に使って部活動と学業を両立しており、部活動を通じてやり遂げる力を鍛えた生徒は、引退後に大きく成績を伸ばす傾向もあるという。

生徒が何にも縛られず挑戦できる背景には、ジェンダーバイアスを感じさせない独自の教育環境がある。共学でありながら授業を男女別学にしているのもそのためだ。

最後に進学指導部長の中桐雅也先生から中学生へメッセージが送られた。「受験目前です。自分が学んだことをアウトプットする練習をしっかり繰り返していきましょう」。

 

桐光学園ホームページはこちら

 

 

(よみうり進学メディア編集部)

 

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